タンスの鍵
「タンスの扉が開かないんですぅ～～助けてください」と
かなり慌てふためいた様子の電話がかかってきた。
近所にドロボーが入ったので用心のために全財産を
タンスに入れて鍵をかけたところ開かなくなったとのこと。
(タンスに全財産入れるほうが危ないと思いますが・・)
泣きつかれると、弱い私は現場に急行した。
かなり立派な婚礼タンスだが、そこの奥さんを先頭に
家族全員が強引に工具で開けようとしたため、見るも無残
タンスはキズだらけ、おまけに扉にクラックが・・・・
(奥さん、無茶したらあかんわ!!)
私に任せてください。と大見栄をきったのだが・・・
これが中々手強かった。
結局1時間タンスと格闘、そして無事に財産は奥様の手に戻った。
(ドロボーが入ってもこのタンスは開けられないだろう)
原因は、何十年かぶりに鍵をかけたということで
鍵が完全に錆びついていました。
タンスに付いている鍵は壊れやすい構造になっています。
たまには、「呉工業の556」等でお手入れしましょう。
それからタンスの鍵は基本的に全メーカー共通なので過信は禁物です。
家具に殺されないために
必ずやってくる巨大地震(もうすでにたくさん来てますが・・・)
まだまだ来ます。(断言)
阪神淡路大震災の時、家具によって亡くなられた方が
多数いました。
家具に携わっている私にとって悲しい悲しいことでした。
当時、私は現場へも行きました。
悲惨です。無残です。
自分の愛する家具たちに殺されないように
最低限の転倒防止をしてください。
先日のテレ朝の地震特集でもやったはりましたが
一番単純で効果があるのがL型金具での固定です。
(壁に芯が通っているのが前提ですが・・)
今話題のジェル状の耐震シート(震度7に耐えるという)
もそれなりに効果的ですが、それだけではちょっと寒い・・・・
地震予知少年?!
忘れもしない昨年の９月２日のこと
「パパ、もうすぐ地震が起こるでぇ だって地震の臭いするもん」
その２時間後、紀伊半島沖地震発生 震度５弱
うそぉ～
「パパ、遠くから地面の焦げた臭いするから遠くで地震あるで」
その夜中、釧路沖地震発生 震度５強 (遠くにも程がある)
ぞぉ～～
そしてその後も、小さな地震の前になると「くさい」と言い出す息子
でも中越やスマトラ沖の時は何も感じなかった様子。
今年になっても反応なし
おまえは、一過性に野生児になって予知できたのか?
やっと京都も桜が咲き始めました。
家具屋も、もっとパーっと咲きたいものです。(売り上げの花が・・・)
妻の誕生日乗り切る
なにげにカレンダーを見て、私はとんでもないことを思い出した。
しっ しまったぁーー 心の中で大声で叫ぶ私
今日は妻の誕生日やがな・・・・・・・きっと本人は気づいているやろ
昨年は３日後に思い出して、妻に「あんたにはもう何にも期待せーへんわ」
と言われた。(私ってサイテー)
パソコンの前で相変わらずカチャカチャカチャカチャ仕事をしている妻を横目に
寝室へ逃げるように走った。どないしょう? 自問自答状態の私。
私の脳裏に「鬼嫁日記」 のあのカズマさんの行動がよぎった
彼は妻の誕生日にポイント(それも３万円も)で乗り切ろうとした・・・・・
私にはポイントなんて無い・・・・・・
ここは現金で乗り切ろう・・・・・・しかし財布の中はとっても寂しい
ここはひとつ１万円で手を打ってもらうしかない。(そういう問題か?)
「おぃ おまえ今日誕生日やろ ほれこれなんか買えや」と
封筒に福沢諭吉さんを一人入れて妻の前に白々しく差し出す私。
パソコンの手を止めて中を見る妻
「・・・・・・・・・・・・・」再びキーを打つ妻
オイオイなんとか言えよ(やっぱり一万円は少なすぎるか、でもいまさら金を積むのもおかしい)
カズマさんのとこと同じように後でで妻の逆襲があるのか・・・・
しかしとりあえずは乗り切った。(乗り切るという表現はいかがなものか・・)
ぼちぼち
「ブログでもやって、ちっとは私の苦労を理解したら?」
「でも、あんたには無理か!」
そんな妻の一言に触発されて今ここに書いている。
妻は２つのweb shopを運営しているITな奴だ
方や私はメカに弱いアナログな奴・・・・
まぁぼちぼちやろう。
それにしても花粉症が辛い。顔に胡椒をふりかけられているかのようにクシャミが止まらん。クソッタレ