妻の誕生日乗り切る
なにげにカレンダーを見て、私はとんでもないことを思い出した。
しっ しまったぁーー 心の中で大声で叫ぶ私
今日は妻の誕生日やがな・・・・・・・きっと本人は気づいているやろ
昨年は3日後に思い出して、妻に「あんたにはもう何にも期待せーへんわ」
と言われた。(私ってサイテー)
パソコンの前で相変わらずカチャカチャカチャカチャ仕事をしている妻を横目に
寝室へ逃げるように走った。どないしょう? 自問自答状態の私。
私の脳裏に「鬼嫁日記」 のあのカズマさんの行動がよぎった
彼は妻の誕生日にポイント(それも3万円も)で乗り切ろうとした・・・・・
私にはポイントなんて無い・・・・・・
ここは現金で乗り切ろう・・・・・・しかし財布の中はとっても寂しい
ここはひとつ1万円で手を打ってもらうしかない。(そういう問題か?)
「おぃ おまえ今日誕生日やろ ほれこれなんか買えや」と
封筒に福沢諭吉さんを一人入れて妻の前に白々しく差し出す私。
パソコンの手を止めて中を見る妻
「・・・・・・・・・・・・・」再びキーを打つ妻
オイオイなんとか言えよ(やっぱり一万円は少なすぎるか、でもいまさら金を積むのもおかしい)
カズマさんのとこと同じように後でで妻の逆襲があるのか・・・・
しかしとりあえずは乗り切った。(乗り切るという表現はいかがなものか・・)